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ルーテル派運営のエルサレム病院に課税の危機

【ウィニペグ(カナダ)=ENI・CJC】東エルサレムのオーガスタ・ビクトリア病院は、パレスチナ自治区に住んでいる人々に本格的な医療サービス出来る唯一の病院。しかしイスラエル政府が雇用税の課税を検討しており、困惑している。
 「これは政治的な行動だ」と、病院理事長のムニブ・A・ヨウナン監督が7月29日語った。同監督はウィニペグで開かれたルーテル世界連盟(LWF)総会に出席、記者団に語ったもの。
 病院は半世紀以上にわたってLWFの助成金で運営されている。「病院は、イスラエル政府からも自治政府からも何ら資金援助を受けていない」と同監督は語った。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/08/04