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米聖公会が保守派の反対押し切り、同性愛者の主教認める

 【CJC=東京】米聖公会はミネソタ州ミネアポリスで開いた総会で、同性愛者であることを公表していたジーン・ロビンソン司祭(56)の主教任命を正式に承認した。
 同氏はこの6月にニューハンプシャー教区主教に選出されていた。
 総会は8月3日まず信徒部会で任命を承認したが、同氏から不適当な行為をされたとか、インターネットでポルノを見られるサイトを運用している青年団体と関係を持っているなどの非難が明らかになって議場が混乱、司教部会での表決が1日延期された。
 司教部会では賛成62、反対45、保留2だった。結果が発表されると、反対した主教は各国聖公会の連合組織であるアングリカン・コミュニオン(世界聖公会共同体)の長であるカンタベリー大主教に介入を求める意向を明らかにした。
 ロビンソン氏は、前妻との間に2人の子がいる。離婚後、13年間、男性パートナーと生活している。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/08/12