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司教任命は教皇モンゴル訪問への1段階か

 【CJC=東京】教皇ヨハネ・パウロ2世は、モンゴルの首都ウランバートル使徒座知牧区管理者のウェンセスラフ・パディラ神父(淳心会)を8月2日司教に任命した。
 パディラ神父は1949年に、フィリピン・ラウニオン州ツバオ生まれ。「自立宣教会」としてモンゴルに置かれた『無原罪の聖母修道会』の責任者に1992年4月19日にされた。2002年4月30日にはウランバトール使徒座知牧区管理者とされている。
 モンゴルのカトリック者は僅か200人。新司教の任命は、教皇の同国訪問準備の1段階とバチカン筋は見ている。この7月8日、教皇庁のナヴァロ=ヴァルス報道担当は、モンゴル政府から教皇への訪問招請があったことを確認した。訪問は8月に実現すると噂されていたが、結局延期された。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/09/02