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マリアの目の輝き、奇跡ではないが…

 【ワシントン=RNS・CJC】米オハイオ州キャンベルのカトリック『セント・ジョセフ・ザ・プロバイダー教会』で鐘楼に置かれた聖母マリア像の目が輝いて、奇跡ではないか、と評判になり数千人が巡礼に訪れていたが、教会当局がこのほど否定した。
 ヤングスタウン教区のトーマス・J・トービン司教は、目の輝きが本物ではないかもしれないが、マリアは信仰に答えているのであろう、と語った。
 同教区のモンシニョール・ロバート・シフリンは、教会のマイケル・スワーツ司祭と検討した結果、輝きは1970年代に塗られた金箔が光ったもの、と語った。ただスワーツ司祭は、神からの本当の啓示である可能性を全面的に否定してはいない。「神は我々に語りかけるために普通のものを使うこともある。今回のこともそれかもしれない」と言う。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/09/02