【ジュネーブ=ENI・CJC】超教派の協力がキリスト教会にとってまず優先すべきものになるべきだ、と世界教会協議会(WCC)中央委員会議長のカトリコス・アラム一世が8月26日、同委の開催に当たって語った。
「諸宗教の間に調和の取れた共存への基盤が見られない限り、不信と不寛容を生み出し、さらには民族的、政治的な対立をたきつけるかもしれない。諸宗教間の対話、関係と協力がWCCのエキュメニカル(教会一致を目指す)な証しの中で最優先されなくてはならない」と言う。
同氏はアルメニア使徒教会の指導者。□