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礼拝から同性愛キリスト者グループ締め出し

 【CJC=東京】『レスビアンとゲイのキリスト者運動』(LGCM)グループが英マンチェスターの大聖堂で礼拝することを禁じられた。
 このグループは、礼拝に際し、自ら同性愛者であることを公言していたジーン・ロビンソン司祭の説教を希望していた。しかし大聖堂側は10月26日に予定された礼拝の許可を撤回した。「英国国教会と聖公会共同体で現在行われている論議に関する微妙さとタイミングに照らして」の判断という。
 企画された礼拝は、LGCMがマンチェスター大学で行なう3日間の会議の閉会行事として行なう予定だった。
 LGCMのリチャード・カージャー総幹事は「礼拝からレスビアンとゲイのキリスト者を除外するという今回の決定は、すべての善意の人を深く傷つける」と語った。「祈りと賛美は神の民全てにとって悦ばしい義務であり、すべてのキリスト教組織と同様、我々の集会の基盤だ。人間の性に関する見解がどのようなものであれ、すべてのキリスト者にとって神聖な義務であることを禁止するのを歓迎する人がいる、と思うと恐ろしいことだ」と言う。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/09/08