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米カトリック保守派が司教たちに「警告」

 【ワシントン=RNS・CJC】米カトリック教会の保守派30人以上が9月8日、司教団に、妊娠中絶や同性愛などの問題で教義と意見が異なる自由派を教会で重用しないよう要請した。
 ワシントンのセオドア・マカリック枢機卿と司教協議会のウィルトン・グレゴリー会長との6時間にわたる非公式な会談で、保守派は、教会指導者が「教会の教えを明確にし、それを守れない」ので、一般のカトリック者が混乱させられている、と語った。
 「公然と反対意見を述べているカトリック者が教会に参画出来る地位や、教会で公的な役割を与えられたりすれば、それは信者の教導の妨げになる」と、会談の世話役、ディール・ハドソン氏は言う。同氏は、雑誌『クライシス(危機)』の発行者。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/09/22