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バチカン代表団がグルジア正教会の態度に傷つく

 【バチカン市=ZENIT・CJC】バチカン(ローマ教皇庁)がグルジア共和国では少数派のカトリック教会に法的認知を受けようと、同国政府と協定を結ぶ用意を進めて来たが、グルジア正教会がそれを阻止したことが明らかになった。
 バチカン国務省外務局長のジャン・ルイ・トーラン大司教は、9月21日、グルジアの首都トビリシから帰国、最後になって協約を阻止したグルジア正教会の策略を批判した。
 「聖座(バチカン)代表団は、正教会の態度に痛く傷つけられた。いかにも交渉が前進していると感じさせるような誤った情報を(正教会が)提供した」と大司教は声明で述べている。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/09/29