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米の20代は教会に行かず聖書も読まない傾向

 【ワシントン=RNS・CJC】米の20代は、他の年代よりも教会に行かず聖書も読まない傾向が強い。バーナ調査グループの調べで判明した。
 20代の教会出席率は31%。30代では42%、40歳以上では49%。聖書を読むことでも年代によって変化する。調査の前週に聖書読んだ人を調べると、20代では30%、30代が37%、40代44%、50代47%、60歳以上55%だった。献金になるとその差は劇的で、昨年に献金したことのある人は20代は30%で、それより上の年代が61%だったのから見るとまさに半減。
 しかし信仰の内的な側面を見ると、それを重視する点では20代が高い。例えば80%が信仰は人生にとって非常に重要だと語り、75%が前週に神に祈ったと言う。そして人生に重要だとしてイエス・キリストへの献身をしたと57%が述べている。
 「これら20代が、年取ったり、親になった時、教会に戻ってくることはまずなさそうだ。より重要なのは、その予測は本当の問題を無視している。何百万という20代が自らの人生観を、教会指導者、聖書とか、成熟したキリスト者と無関係に固めていることだ」とバーナ調査グループのデービッド・キンナマン副会長は語った。
 この調査は、全米の成人1万4091人を対象に2000年1月から2003年5月まで、電話で行なった。誤差はプラスマイナス1%。20代は2660人で、この誤差はプラスマイナス2%。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/10/06