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ドイツ人は礼拝するより飲酒の方が好き

 【ハンブルグ=IDEA・CJC】ドイツ人は礼拝するより飲酒の方が好き、パブの方が教会より親しみやすい、という世論調査の結果が出た。当然で驚くほどのことではないかもしれないが、ハンブルグの英米タバコ社レジャー研究所が男女3000人に行なったレジャーに関する世論調査の結果である。
 調査の前週にパブに行った人17%、礼拝に行った人14%だった。教会へ行く率はこの10年比較的安定して推移いしている。1993年以来の全調査で、回答者の14〜16%が、最近教会に行ったと言う。この数字は教会の公式統計より幾分より高い。
 ドイツ人8200万のおよそ3分の2が教会員。しかしほとんどが名目的。プロテスタントで僅か4%、カトリックでも16%だけが普通の日曜日に教会に行く(クリスマス、イースター、ペンテコステ、感謝祭を除く)。既婚者より独身者の方が教会に行く傾向も分かった。50歳以上、富裕層も同様だ。
 田舎の人の方が都会の人より教会に良く行くというわけでもない。双方とも熱心に通うのは1割。ただ人口2万から10万の町や市では、熱心な礼拝者が多いことが認められた。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/10/20