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教皇、枢機卿らに福音への生涯奉仕を訴え

 【バチカン市=ZENIT・CJC】教皇ヨハネ・パウロ二世は10月18日、枢機卿ら高位聖職者会議で出席者に、生涯の最後まで福音に奉仕するよう、涙ながらに訴えた。「福音を宣べ伝えることでの勇気を決して失ってはならない。それ以上に、常に新たにされる献身を伴った生涯の最後までの関わりでなければならない」と閉会に際し語ったもの。
 今回の会議は教皇の着座25周年を記念して、15日から開かれた。枢機卿148人、東方教会の総司教7人、司教会議の会長109人が出席した。
 枢機卿会議会長ヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿が応答のあいさつをすると、それに感動してか教皇は細い声で、「主が望まれるまでは、教会のための私の奉仕を誠実に果たせるように、私のためになお祈ってほしい」と述べた。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/10/27