【ＣＪＣ＝東京】米の宣教団体『バルナバ』によると、エジプトでは１０月下旬、キリスト者が約２０人逮捕されている。いずれもイスラム教から秘密に転向したキリスト者だが、容疑はいずれも身分証明書偽造。
　逮捕されたキリスト者はカイロの警察で尋問され、殴打、拷問も受けているという。
　取り締まりは１０月２１日、ユスフ・サムエル・マカリ・スリマン氏がとマリアム・ギルギス・マカル夫人逮捕から始まった。夫妻の名前はいずれも改宗に際して改名したもので、それまではイスラム教徒としての名前で生活していた。
　翌２２日さらに７人が逮捕、送検された。２３日になって、逮捕者を救援しようと警察に押しかけた人０の中からも逮捕者が出て、総数は２２人になった。
　これまでは改宗者も平穏に生活していただけに、キリスト者の間に不安が高まっている。□