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ビリー・グラハム氏が85歳の誕生日迎え、次の「クルセード」準備

 【ワシントン=RNS・CJC】米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏が11月7日85歳の誕生日を迎えた。それでもなお伝道を続ける準備を進めている。
 「私は自分が85歳まで生きるとは夢にも思わなかった。私は主がさらに続けてクルセードを行なうようにしてくれたその力に感謝している」と同氏は声明で述べた。
 グラハム氏の報道担当A・ラリー・ロス氏は、『ビリー・グラハム伝道協会』が現在は大衆伝道集会を「ミッション(使命)」と名付けているが、長く呼び習わし親しまれて来た「クルセード(十字軍)」と再び呼ぶことに決めたと言う。
 2001年9月11日の同時多発テロ事件の直後、グラハム氏は「クルセード」という言葉をキリスト者以外に配慮して回避した経緯がある。ロス報道担当は、今回の変更が「何か暗示された意味」よりも「言葉の直接的意味」を重視したもの、と語った。
 2004年のクルセード計画は1月に発表する。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/11/17