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テゼー共同体がハンブルグで10万人集会

 【ハンブルグ=ZENIT・CJC】この12月29日から2004年1月2日までハンブルグでテゼー共同体が主催して第26回『地上の信頼の巡礼』が開催される。若者数千人が参加すると予想され、周辺のカトリックとそれ以外の教会300近くが新年幕開けの催しとして歓迎の準備に入っている。
 このような巡礼は1978年に「非宗教的な市」パリで初めて開催された。パリでは昨年も開かれ、若者8万人が参加した。「世界の未来に不安を抱き、生きることの意義を見失っているアイルランドからポーランドまでの(全欧州から)若い人々がやって来る。テゼーの集会で行われる分かち合いの時に、若者たちは不安を持っているのは自分だけではないことに気づかされるのだ」と関係者は言う。
 巡礼はパリ以外に、1997年ウィーン、98年ミラノ、99年ワルシャワ、2000年バルセロナ、01年ブダペストで行われた。毎回欧州以外からも巡礼に訪れる人が多い。
 この『信頼の巡礼』はカトリック教会が定めた『世界青年の日』とは別。こちらは2005年8月にハンブルグで行われる。

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/11/17