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教皇がイスラエルの分離壁建設に懸念示す

 【CJC=東京】ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世は11月16日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場で行われたミサで、イスラエルがヨルダン川西岸のパレスチナ自治区内に建設を強行している分離壁問題に初めて触れ、「聖地は壁ではなく橋を必要としている」と発言、平和的共存のための新たな障害となるとの懸念を示した。
 教皇はまたイラク・ナシリヤとトルコ・イスタンブールで相次いだ自爆テロを「悪しき行為」と改めて非難した。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/11/26