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ロシア国外の正教会代表団がモスクワ訪問

 【CJC=東京】ロシア国外の正教会代表団が11月17日から22日までモスクワを正式訪問、ロシア正教会モスクワ総主教座側と会談した。
 代表団のペテル・ホロドニー報道担当司祭は20日、会談は愛の精神と兄弟のような相互理解の内に行われた、と満足の意を示した。「お互いの目を見つめながら、お互いに知り合い」、そして両者の和解への道を探ることを目指したものだった。
 ホロドニー氏は、政教関係、不動産問題、ロシア正教会から海外教会などに移籍した、いわゆる「解任司祭」などの、和解を妨げる障害を解決するため、両者で特別委員会を設立することで合意に達したと述べた。
 代表団は、ベルリンとドイツのマルク大主教を団長に、シドニー、オーストラリア、ニュージーランドのヒラリオン大主教、サンフランシスコと西部アメリカのキリル大主教らで構成された。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/11/26