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ベトナムが米議会の宗教的自由決議を非難

 【ホーチミン市(ベトナム)=EP・CJC】ベトナムでの宗教的自由を求める決議を米議会が行ったことは内政干渉だ、とベトナム政府が反発している。国営メディアが11月21日報じた。
 11月18日に米国下院を通過した「決議427」は、ベトナムが市民に自由に礼拝することを許すべきだとしている。「これは、ベトナム内部の問題に干渉する、誤った決議であり、両国関係の発展に寄与しない」と外務省レ・ドゥン報道担当が述べた。国営紙『トゥオイ・トゥレ』(青年)が報じた。「自由と宗教信仰及び不信仰に関するベトナム市民の権利は憲法に規定されており、実際に保証されている。ベトナムは、国の団結とベトナム仏教共同体を政治的また個人的な目的をもって危うくする違法行為や宗教の悪用を大目に見ることは出来ない」と言う。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/12/01