教界ニュース

 

女性聖職めぐりスウェーデン教会に亀裂が

 【ストックホルム=ENI・CJC】スウェーデン教会(ルーテル派)で、女性の聖職任命に反対した人たちがこの9月、独自に設立した「宣教教区」が、独自に監督を任命しようと、ケニアのワルサー・オバレ・オムワンザ監督に接触していることが明らかになった。ペンテコステはの新聞『ニャ・ダーゲン』が報じた。
 スウェーデン教会は、左翼のフェミニスト(女権拡張論者)から強固な保守派までが存在しているが、今回の動きをめぐって緊張が高まっている。
 「宣教教区」は地理的概念ではなく女性聖職に反対する人たちの集団。来年早々にも監督3人を任命する計画。
 スウェーデン教会の指導者K・G・ハマー監督は、独自に牧師や監督を任命した場合は、関係者を同教会から追放する、と警告した。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/12/01