【ソフィア=ENI・CJC】イラクでテロ攻撃が民間にも対象が広がるにつれ、援助団体の中には活動を中止、撤退するところも出ているが、北米正教会系の援助組織『国際オーソドックス・キリスト教チャリティーズ』(IOCC)は活動継続を決めた。
「我々は今イラクで行っている活動をなんとしてでも続ける」、とIOCCのジョージ・アントウン中東担当は言う。
IOCCは現在4400万円相当の食糧や救急医薬品、、石けん、歯磨きなどを中東教会協議会を通じ2万円世帯に配っている。
首都バグダッドと北部のモスルでIOCCが行っている援助は、世界キリスト教協議会系の援助組織ACTとギリシャ外務省の支援を受けている。
救助物資の備蓄と分配にはバグダッドのアンテオケ正教会と協力している、とアントウン担当は語った。□