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「和解こそカトリックの使命」と聖地の神学者

 【エルサレム=ZENIT・CJC】エルサレムのラテン典礼総主教座が、聖地でのカトリック者の使命は和解だとする文書を明らかにした。
 文書は、教区神学委員会が準備したもので、「暴力とテロ、聖地のユダヤ人との関係、聖地のイスラム教徒との関係」の三つの問題を扱っている。委員会はミケル・サバ総主教が主宰した。
 暴力について「個人や社会を目標とした暴力行為を我々は常に非難して来たし、なお非難し続ける。特にテロは、しばしば組織的に行われるが、罪のない人を傷つけ、殺す極限の暴力であり、目的達成のために支持を強要するために行われる」と文書は指摘している。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/12/15