【ランポルズハウゼン(独)=IDEA・CJC】ドイツ・シュツットガルト近郊のランポルズハウゼン村で、イエスの生涯を描いたビデオが教会のボランテアによって配布されたところ、教会に苦情の電話が相次いだ。なんと当初配られた約30本の内で数本がポルノだった。
フリチョフ・シュウェシグ牧師によると、早速回収し、残りの270本も含めチェックしたところ、驚いたことに全体の3分の1がセックス映画だった。
教会はこのビデオを『独キャンパスクルセード』に発注していた。どうもミュンヘンにあるビデオコピーの会社が内容を取り違えてコピーしたらしい。
教会は、念入りにすべてのビデオを再点検した後、改めて配布することになった。
ただこの騒動、結局は祝福に変わったとも言える。伝道活動プログラム自体が広く知られるようになったからだ。もう1つの効果は、「ポルノを注文した人の中にイエスのビデオを得た人がいる」ことだ、とシュウェシグ牧師は言う。
キャンパスクルセードはドイツで毎年20から30の伝動計画に『イエス』ビデオを提供しているが、こんな事故はこれまでなかった。□