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女性牧師任命でボツワナ教会の抗争激化

 【ハボローネ(ボツワナ)=ENI・CJC】ボツワナのオランダ改革派教会で初めて女性を牧師に任命する計画が出され、同派内に激しい対立を生み出している。
 モンニー・クゴシエマンさんを首都ハボローネの北60キロにあるモチュディ教区の牧師に任命しようというもの。賛成、反対両派の抗争が激化し、警察の介入を招くまでになっている。
 派内最大規模の同教区は設立100周年記念の催しを計画していたが、それどころではなくなった。
 昨年12月にランフィ・セオケ牧師が引退して空席になったポストにクゴシエマンさんが選ばれた。
 モチュディ教区の信徒、特に若い層はクゴシエマンさんを支持、一方で「懸念グループ」と呼ばれる人たちが強硬に反対している。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2003/12/23