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スイスの音楽家がバッハの夢を果たす

 【CJC=東京】ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685〜1750)が「オルガンでカンタービレな演奏をしたいと願っていた」ことをスイスの音楽家が実現した、とAFP通信などが報じている。
 ベルンとチューリヒの音楽院で教えているダニエル・グラウス氏がその人で、パイプオルガンの二つの弁を使って二つの送風システムが作動させ、鍵盤で感度を選び、打鍵の強弱で音色を調整する。
 実験に使うのは、スイス北西部バイエルのプロテスタント教会にあるオルガンでパイプ75本のもの。それを加工するという。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/01/06