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アフリカで人口最大のナイジェリアでエイズ問題深刻

 【アブージャ(南ア)=ENI・CJC】南アがHIV/エイズ(免疫不全症候群)対策に頭を悩ましている中で、アフリカでは最大人口を擁するのナイジェリアにもHIV/エイズが侵入、すでに400万人もの感染者が出ている。
 現地紙『デイリー・タイムズ』は12月1日の「世界エイズー」に際し、論説で「ナイジェリアでのHIV/エイズ感染の速度は驚異的だ、と衝撃を受けた。記念日が過ぎても、問題はさらに深刻になるばかりだ」と述べている。ナイジェリアのエイズ対策委員会は12月1日、同国では1日当たり1000人がエイズ関連疾患で死去している、と発表した。感染は15歳から35歳の層で最高という。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/01/06