【CJC=東京】1月7日、ロシア正教会のクリスマスは伝統的な式典に加え、ポップスコンサートも登場した。
ロシア正教会の最高指導者アレキシー二世総主教はモスクワ都心にある救世主ハリストス大聖堂で礼拝を行った。
クリスマスメッセージで、同総主教は「教会の再生を奇跡だとし、我が偉大な国がより強くなることはますます明確である」と語った。これは国営テレビでも放送された。深夜に行われた礼典の出席者は数千人という。
同教会は、ソビエトの独裁者ヨシフ・スターリンの命令で1931年に破壊されたのを再建したもの。
ロシア人口の1億4400万の3分の2は正教会信徒とされているが、通常は教会に出席しない日とがほとんど。
聖地やロシアなど東方正教会のクリスマスはユリウス暦を採用しているため1月7日になる。エキュメニカル総主教座を始めギリシャ正教会、アメリカの諸教会は、カトリックやプロテスタント諸教会と同様12月25日にクリスマスを祝っている。□