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米連邦最高裁が「宣誓」問題の口頭弁論を3月24日に

 【ワシントン=EP・CJC】米連邦最高裁は、公的な場での宣誓を違憲とする提訴に対し、口頭弁論を3月24日に行うこととした。
 第9連邦巡回控訴裁(高裁)が宣誓の際に「神の下に」と言うことは憲法修整第1条に抵触するとしたことに、最高裁の判断が求められたもの。
 発端は、マイケル・ニューダウ原告が、自分の娘が通うカリフォルニア州の学校で、誓約を暗唱させることに抗議して提訴したこと。
 今回の裁判を保守派として知られるアントニン・スカリア判事は回避した。コロンブス騎士団での講演で、巡回控訴裁の判決を「我々の伝統全体と全く相いれない」と批判しているため。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/02/02