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アフリカ音楽と共に、コビア氏がWCC総幹事に就任

 【ジュネーブ=ENI・CJC】サム・コビア氏(56)が2月18日、世界教会協議会(WCC)総幹事に就任した。ジュネーブのWCC本部で行われた就任式ではケニアの歌とアフリカのドラムが演奏され、新総幹事の就任を祝った。コビア氏はケニア国籍、メソジスト教会信徒、アフリカ出身の総幹事は初めて。
 「教会に仕え、エキュメニカル(教会一致)への幻が私の人生と働きを支える」とコビア新総幹事は誓約した。就任式にはエミリオ・カストロ、コンラッド・ライザーの前任者2人も列席した。
 米長老教会(PCUSA)のクリフトン・カークパトリック牧師は説教で、昨年9月にコビア氏が選出された際の発言を引用して「速く行こうとする人は、1人で行ってほしい。遠くに行こうとする人は、共に行こう」と述べた。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/02/24