【CJC=東京】米国南部バプテスト連盟(SBC)執行委員会は、テネッシー州ナッシュビルの本部で開いた会合で、10月1日をもって世界バプテスト連盟(BWA)脱退と資金提供の停止を総会に提案することを2月17日決めた。
決定に先立つ審議では、『女性宣教連合』(WMU)のジャネット・ホフマン会長が一を維持するようにとの情熱的な訴えもあり、BWAからは何らかの決定をする以前に和解のための協議をしたいとの書簡が1月22日に寄せられていた。
執行委員会にはデントン・ロッツ総幹事らBWA代表も招かれてはいたものの、演説は認められなかった。
総会は6月にインジアナポリスで開催される。SBCのモーリス・チャップマン議長は、5月までにBWAとの協議が行われても、6月の総会で執行委員会の提案がそのまま通ると見ており、和解への見通しは暗い。
今回のSBCの決定に、BWAのロッツ総幹事は「我々は、SBC執行委の脱退決定を深く悲しむ」と語った。□