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教皇の言語力まだまだ強まる?

 【CJC=東京】カトリック通信ZENITによると、教皇ヨハネ・パウロ二世は、折々に多彩な言語を口にするが、今度は典型的なローマ方言を即席に話し、その言語力を改めて印象付けた。
 「レントの始まり」に当たる2月26日、ローマ司教として教区司祭との伝統的な接見で、出席者の1人が方言で「私達は皆、あなたを愛します」と叫んだ。
 すると教皇は同じ方言で、「さあ始めよう!」と言った。さらに典型的なローマ方言で「さあ互いに愛そう」と言い、拍手喝采と笑い声の中で、「我々はローマ人だ」とも付け加えた」。
 居合わせた司教や司祭が驚いていると、教皇は「ローマ方言は学ばなかった。ということは私が良いローマ司教ではないことを意味するのかな」と軽口も出たとか。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/03/09