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「ユダヤ人がイエスを殺した」看板出した牧師が詫びる

 【CJC=東京】米コロラド州デンバーのラビングウエー合同ペンテコスタル教会は2月24日、外壁に「ユダヤ人がイエスを殺した」という看板を出した。
 モーリス・ゴードン牧師は抗議が嵐のように殺到したことを認め謝罪、そして「深く私が愛するユダヤの人々の感情を害したことを申し訳なく思っている」と看板は作り替えられた。
 問題の看板は、今全米で話題の映画「パッション(キリスト受難)」のことを意識して作ったものだが、ただ議論を起こそうと考えただけだった、とゴードン氏。
 ところが掲示以来、抗議者が教会に押しかけ、電話や電子メールの抗議が「何百も何百も」世界中から殺到した。
 「決して人々を傷つけるつもりではなかった。ユダヤ人への憎悪を刺激するなどとは思いもしなかった。ここで29年間、人を愛すること以外何もしなかった。我々はイスラエルを支持する。もっと慎重にしなくてはならないことを学んだ」とゴードン氏。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/03/16