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南米チリで離婚が合法化へ

 【CJC=東京】カトリック教徒が国民の8割を占めるチリで、下院が3月11日、離婚を法的に可能とする婚姻法など関連法の改正案を賛成多数で可決した。既に昨年8月上院は通過している。近くラゴス大統領が署名、半年後に発効する見込み。
 チリでは現在も1884年制定の法律で離婚を禁じている。1990年の中道左派政権誕生後、合法化が試みられたが、カトリック教会や保守派は「家族のきずなを弱める」と抵抗して来た。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/03/16