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第19回『世界青年の日』教皇メッセージ発表

 【CJC=東京】教皇ヨハネ・パウロ二世は、4月4日に記念される第19回『世界青年の日』に向けたメッセージを発表した。
 カトリック教会の世界青年の日は、毎年「受難の主日」(枝の主日)と呼ばれる復活祭直前の日曜日に行われる。
 今年は、2005年にドイツのケルンで予定されている『世界青年の日大会』最終準備の年であるとして、教皇はメッセージで、今年の『世界青年の日』のテーマとして選んだヨハネによる福音書12章21節の「私たちはイエスにお会いしたいのです」という言葉の意味を深めながら、霊的な準備の歩みをますます実りあるものとして行くよう勧めている。
 イエスに会いたい気持ちに動かされて面会を頼んだギリシャ人たちのように、また「永遠の命を得るためには何をしたらいいのでしょうか」(マルコによる福音書10・17)とイエスに質問した青年のように、人生の意味を求めてイエスに積極的に向かい、尋ね、その出会いをさらに深めて欲しいと、教皇はすべての若者たちに願っている。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/03/16