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米国では礼拝熱心な信徒は肥満体

 【CJC=東京】米テキサス州ダラス近郊グレイプヴァインのフェローシップ教会では、礼拝に熱心な信徒は朝食にドーナッツを食べていることが判明、教会は健康食や減量についても会員に訴え始めている。
 AP通信によると、エド・ヤング牧師が聖霊の宿るところとしての肉体について一連の説教を始めたことがきっかけ。いくらドーナッツが好きだからと言って、説教を聞きながら、片一方でドーナッツをパクパクと食べるのは問題だ、と気がついた。
 パーデュー大学の社会学者ケネス・フェラロ教授が3600人を対象に行った研究でも、教会員は一般に肥満体だと言う。教派別では南部バプテスト連合がヘビー級。一方で、ユダヤ教徒、イスラム教徒、仏教徒には肥満体は少ない。フェラロ教授の発言では、原理主義者はフォークで墓を掘っていることになる。
 テネッシー州ナッシュビルにあるキリスト教系のリプスコム大学のある栄養士によると、福音派のキリスト者はまず酒をたしなまず、タバコも吸わない。ひとの悪口を言わなければ、不倫とも無関係。では何をするのか、と言えばひたすら「食べる」ことになるのだとか。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/03/22