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教皇庁もハマス指導者殺害を非難

 【バチカン市=ZENIT・CJC】聖座(ローマ教皇庁)はパレスチナ過激組織『ハマス』の創設者アハメド・ヤシン氏(65)がイスラエル軍の空爆で殺害されたことを3月22日非難した。
 ホアキン・ナヴァロ=ヴァルス報道担当がメモを発表、「教皇庁はいかなる法に照らしても正当化出来ないこの暴力行為を非難することで国際社会に合流する。正統かつ永続的な平和は力の単なる誇示からは生まれない。それは道徳的でかつ法律に適った行動によってのみ達成されるものだ」と、教皇庁の姿勢を明らかにした。
 同担当は、教皇ヨハネパウロ二世が1月12日、外交団に向けた演説で、パレスチナとイスラエルの指導者に対話を訴えたことを指摘、その要請を改めて繰り返した。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/03/29