教界ニュース

 

米聖公会教区で負担金減少、同性愛主教問題が影響か

 【CJC=東京】米聖公会(英国教会)では最大規模のバージニア教区が、教会からの負担金削減に直面、財務困難に陥っている。ニューハンプシャー州で同性愛主教が誕生、それが容認されたことへの反発、と見られる。
 『ワシントン・ポスト』紙によると、同教区の収入は19%低下した。ある教会は、昨年11万7000ドル(約1300万円)以上を負担したのに、今年送金したのは4分の1に及ばない額だった。
 教区は、活動援助金を減少、スタッフの補充取りやめなどで対応している。
 教区側は、このような抵抗がバージニアでの教会の働きを損なう、と言う。しかし、負担金削減は教会員が良心の命じるところに従ったからだ、との反論も聞こえる。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/04/05