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「小教区は未来の司祭を育てる場」と教皇

 【CJC=東京】2004年の聖木曜日に向けた教皇ヨハネ・パウロ二世の『司祭への手紙』が、4月6日、発表された。
 聖木曜日とは、カトリック教会で聖週間(復活祭直前の1週間)中の木曜日をいう。今年の聖木曜日は4月8日。キリストの最後の晩餐を記念することから、教皇は毎年、聖木曜日に向けて全司祭のために書簡を記されてきた。
 バチカン放送によると、書簡の中で教皇は、特に、(1)司祭職と聖体の秘跡の深い結びつき、(2)司祭召命を育てる努力、に焦点をあてている。
 また、教皇は、新しい司祭を多く世に送り出すために、小教区を未来の司祭を育てる場として意識し、特にミサの従者らの育成に力を入れるよう勧告した。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/04/12