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「キリスト者が最も迫害される国」は北朝鮮=『米オープン・ドアーズ』

 【サンタアナ(米カリフォルニア州)=EP・CJC】宣教団体『米オープン・ドアーズ』が、恒例の「キリスト者が最も迫害される国」のトップ50国を「ワールド・ウォッチ・リスト」として発表した。キリスト者が信仰を守る際に直面する抑圧の程度を同団体が格付けするもの。
 首位は3回連続で北朝鮮。以下10位までは、サウジアラビア、ラオス、ベトナム中央山岳地帯、イラン、トルクメニスタン、モルジブ、ブータン、ミャンマー、ビルマ、中国の順。
 ミャンマーと中国は初のトップ10入り。ミャンマーは昨年13位、中国は11位だった。昨年6位のパキスタンは12位に、同じく9位のソマリアは11位、とトップ10落ち。前年のリストと比べると、イランが5段階上がったのが目立つ。
 同団体のカール・ミューラー博士は「北朝鮮は最も抑圧が厳しく、世界から孤立している国であり、リストの恥ずべき地位にふさわしい。しかし、私たちは北朝鮮の教会が成長を続けているとの報告を聞いている。北朝鮮とリストに上げられた国全体の信者の願いを取り上げ続ける」と語った。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/04/12