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聖地でイースターを祝う巡礼増加

 【CJC=東京】聖地のイースターは、この3年間は遠のいていた巡礼が多数訪問する中で祝われた。受難週の金曜日(3月9日)は、イエスの十字架の道行きを偲ぶ行列にも巡礼が多数参加した。
 聖地のキリスト教指導者は、悲惨なニュースばかりの中で、聖地発の喜ばしい情報だ、と、この動きを歓迎している。
 バチカン(ローマ教皇庁)の聖地代表ピエトロ・サンビ大司教は「聖地のキリスト者は少数だが、この小さな群れにとっても精神的な支えだ」とし、イースターの意味するものが、地域紛争終結に役立つように願っている、とENI通信に語った。
 「イースターを祝う。それは解放を意味している。神の道を歩むことは、友愛を復活させることだ」と言う。□

KIRISUTO.INFO Last Update : 2004/04/20