【香港=ZENIT・CJC】香港のジョセフ・ゼン司教は北京政権への批判的姿勢が問題となって、中国本土への旅行が1998年以来認められていなかったが、『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』紙の報道によると、4月28日から30日まで故郷の上海を訪問した。かつて教鞭を取った神学校を訪問、また親戚の墓も訪ずれた。
上海当局の招待よるものとされ、同司教は政府当局と上海のアロイジウス・ジン・ルシアン司教と会談したという。会談の内容は明らかにされていない。
ゼン司教は5月4日、ポスト紙の報道を確認したが、コメントを控えた。□