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東アフリカで障害ネットワークがコンピューター教育

 【ナイロビ=ENI・CJC】東アフリカでは障害を持つキリスト者がコンピューターに親しみ、習熟する、いわゆるコンピューターリテラシーを強めることで、社会に溶け込み、教会生活もより快適に送れるという構想が進められている。
 「職場でコンピュータを使えるようになれば、大きな成果だ」と、『エキュメニカル障害支援ネットワーク』(EDAN)の責任者サミュエル・カブエ氏が、障害者に自分の可能性を意識させるための5週間のトレーニングで語った。同氏自身視覚障害がある。
 EDANは世界教会協議会のプログラム。4月1日から30日まで、選抜された視覚障害を持つキリスト者19人に、地域の教会がナイロビでコンピューター・リテラシーとトレーニングのコースを行った。
 文書作成、資料保管、インターネットと電子メールなど、情報管理などを行うため、まず基本的なコンピュータ操作技術を学んだ。
 アフリカでは約8000万人に障害がある。その数字はさらに貧困や流行病などの影響で増加している。
 EDANによると、身体障害者の大部分が能力開発の機会もなく、自立出来ないままにされている。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/05/17