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教皇、ブッシュ米大統領と会談

 【CJC=東京】ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世はバチカン(ローマ教皇庁)で6月4日、ジョージ・ブッシュ米大統領と会談した。同大統領は、欧州歴訪の最初の訪問地としてローマに到着した。
 教皇は、米国が始めたイラク戦争にかねて反対の意向を表明しており、同大統領との対面は3回目だが、昨春の開戦後では初めて。
 1時間弱に渡った会談の終了後、両者は並んで声明を読み上げた。
 教皇は、イラク暫定政権発足を評価、国際社会が一体となってイラクへの早期主権移譲を推進するよう促した。
 ブッシュ大統領は「人間の自由と尊厳に取り組む」と述べ、米軍によるイラク人虐待事件の再発防止に全力を挙げる考えを表明した。□

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