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カンボジアにベトナム人キリスト者約160人潜伏

 【プノンペン=EP・CJC】ベトナム中部の少数民族160人近くが共産主義政権の暴力や迫害から逃れて、4月から5月に掛け隣国カンボジアに脱出、国境付近のラッタナキリ地区の密林に隠れている、とAP通信が6月7日報じた。ほとんどがキリスト者という。
 現地は首都プノンペンの東北約300キロの所。下痢やマラリアにかかっている人もいるが、食糧や医薬品も不足している。
 今年4月の復活節を機に、少数民族約1万人が、信教の自由と祖先伝来の土地返還を求めて抗議したことが今回の抑圧を招いたものと見られる。
 カンボジア政府は避難民を歓迎せず、送還の意向。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/06/21