【CJC=東京】米インジアナポリスで開催された南部バプテスト連盟(SBC)の年次総会は6月15日、世界バプテスト連盟からの脱退を圧倒的多数の賛成で決定した。世界連盟は、1905年にロンドンで創設されたが、SBCは当時からのメンバー。
ビリー・キム世界連盟議長は「ワシントンで3月に世界連盟執行委員会が開かれてからの100日間、祈り続けた。私たちの祈りは連盟から離脱するという南部バプテスト連盟提案に焦点を絞ったものだった。私たちは、世界中のバプテストを皆、愛しており、SBCの指導者と会員のために祈る。私たちは、奇跡を行われるよう神に願っている。私は今でも、合意点が見つかりSBCが連盟の活動的なメンバーとしてあり続けられる、と期待している」と述べた。
「SBCが脱退するという。私たち連盟の歴史で本当に悲しい日だ」として、デントン・ロッツ世界連盟総幹事は「私たちは、来年英国で行われる100周年記念集会に、南部バプテストの会員個人、教会、および関係組織を招待する。SBCに属する友人すべてを歓迎する。大会から年次総会までどこでも歓迎する。世界バプテスト連盟という歴史的な交わりの場に戻る日を待っている」と語った。□