教界ニュース

 

WCCのコビア総幹事がアジア歴訪

 【CJC=東京】世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事は10日間にわたるアジア・太平洋地域歴訪の途次、7月5日、香港に到着した。
 各派指導者が集まった歓迎レセプションでコピア総幹事は「多様性の中の共存という、アジアの豊かな遺産と文化は、21世紀にさらにエキュメニズムを強化するモデルとして採用されるべきである。西欧社会と比べて、アジア社会の多くは宗教間の関係が良く、世界各地の模範だ。特に香港は、中国の文化中心の社会的環境下に、また156年にわたって英国の植民地になったことでキリスト教の影響も受けた。中国に返還された1997年以来、幅広い宗教が調和的に存在し、市民が宗教の自由を享受している」と語った。
 総幹事は8日から11日までオーストラリアを訪問する。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/07/12