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イスラエルとバチカンが対話再開

 【CJC=東京】イスラエルとバチカンの外交使節の会見がエルサレムで7月6日行われた。1993年に両者間に結ばれた宗教の自由の原則などに触れる基本合意の実施に向けての話し合いの再開。
 基本合意は、バチカンとイスラエルの新たな外交関係を築く歴史的なものとして注目されたが、合意の具体的実施に向けた作業は、昨年イスラエル側から中断されたままだった。
 エルサレムのフランシスコ修道会のデヴィッド・ジャガー神父は、話し合いの焦点が、イスラエルにおけるカトリック教会の税務上の義務権利、教会保有財産の見直し、市民の便宜を目的とした上での社会・教育分野での教会の活動に対する国家側の協力などになる、という。
 次回は9月に行われる予定。□

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