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インドネシアで礼拝中に銃撃、牧師ら殺害

 【CJC=東京】イスラム教徒とキリスト者の抗争が続くインドネシアのスラウェシ島で、7月18日夕、礼拝中の教会を暴徒が襲撃、発砲した。スシアンティ・ティニュエレ牧師(26)は即死、会衆のデスリアンティ・テンケデさん(17)も殺害されたほか3人が重体となっている。
 暴徒は4人で、黒いマスクを着け、モーターバイクを教会の正面玄関に乗り付け、機関銃を乱射したという。
 1998年から2001年に掛けて大規模な地域抗争で犠牲者2000人を出したスラウェシ島中央部、2001年末に和解が成立してからは抗争が激減していたが、2003年11月からイスラム教過激派によるキリスト教指導者暗殺や礼拝襲撃事件が続発している。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/07/19