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コビア・WCC総幹事が2006年に中国訪問

 【CJC=東京】世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事が2006年に中国を訪問することになった。
 同総幹事は7月5日から15日まで、香港、オーストラリア、フィジーなどを今年1月の就任後初めて訪問した際、最初の訪問地香港で、中国のプロテスタント教会からの招待に応じたことを明らかにした。
 中国基督教協議会による招待状を「原則として、受け入れた」とカトリック系UCAニューズに7月6日明らかにした。同協議会はすでに政府に申請し、招待許可を待っている、と言う。
 同総幹事は中国訪問が2006年になると予想している。総幹事は中国政府当局者と会見して、「中国のキリスト者の世界への貢献」に感謝の意を表したいと言う。
 同総幹事はまた、中国プロテスタント教会の盛んな発展は嬉しいが、さらに多くの自由が中国のキリスト者に与えられるよう要請する、として「中国のキリスト者の置かれた状況は改善したが、さらなる進展を期待し、キリスト者がもっと自由に礼拝出来るようになることを期待したい」と語った。
 中国基督教協議会のオウ・エンリン渉外担当も7月9日、UCAニューズに、同協議会がコビア総幹事の訪中を招請したことを確認した。ただ日程など詳細は未定と言う。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/07/19