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教皇のルルド訪問にプロテスタントから異議

 【パリ=ENI・CJC】教皇ヨハネ・パウロ二世は8月14、15の両日、フランスの巡礼地ルルドを訪問する。無原罪懐胎の教義の発布150周年を記念するもの。
 この訪問に仏プロテスタント連合(FPF)のジャン=アルノルド・ドクレルモン議長が異議を唱えている。「そのような訪問はフランスのプロテスタントにとっては、マリア崇敬のみならず、教皇の権威に従うという教義の、カトリックの核心的なものを認めないことを強調する機会でしかない」と、FPFは7月28日に声明を発表した。
 同議長は、教皇訪問の際に招待されてもルルドに代表を派遣せず、自身も行かない、と語った。最近、教皇がフランスを訪問した際には、いずれかの式典に議長は招待されている。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/08/02