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バチカンが「教会とスポーツ部門」設立

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)信徒評議会(議長スタニスラウ・リルコ大司教)は8月3日、新たに「教会とスポーツ部門」を設立したと発表した。
 「現代文化の重要分野の一つであり、新しい福音宣教の前線ともいえるスポーツに教会はこれまで高い関心を寄せてきた」として教皇ヨハネ・パウロ二世は教皇庁内にスポーツと司牧を考える機関の創設を望んでおり、信徒評議会に新部門を設けた、とバチカン放送は伝えている。
 新組織は、スポーツ分野における司牧の推進や、青少年育成や平和・兄弟愛の構築手段としてのスポーツを考えるほか、スポーツ倫理の研究なども行う。□

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