【CJC=東京】8月15日付のアラブ紙『アッシャルク・アルアウサト』によると、イラク暫定政府のワルダ出入国管理相は、バグダッドなどで起きたキリスト教会同時爆破テロなど、治安悪化でキリスト者約4万人が安全のため国外に脱出したことが最近の調査で分かったと語った。AFP通信などが伝えた。
同相は今後も大量の出国者が出る可能性があると懸念を示している。
同時爆破テロでは少なくとも10人が死亡、50人が負傷した。イラクには総人口の約3%、約75万人のキリスト者がいると見られるので、その約5%が出国したことになる。□